数字は記号です。ですから,私たちが数字を見て量を考えるときには,多分に想像力にたよることになります。グラフは,量的な関係を視覚的に伝えるので,数の大きさや量を直感的に理解する助けになります。また,ある変数の値がきまると,他の変数の値がきまるという「
関数
」を考えるときにも,グラフはとても重要です(1年で学習した比例や反比例も関数の一種です)。
様々なグラフをかけるようになると,関数を理解する助けになりますし,曲線のグラフはかくだけで楽しいものです。
以下に示す関数のグラフをかき,会長に提出しなさい。ただし,\(x\)の変域は,括弧内の記載にしたがうこと。
- \(y=-\frac{1}{2}x - 2 \:\:\:\:(-5 \le x \le 5)\)
- \(y=-\frac{1}{2}x^2+2x+2 \:\:\:\:(0 \le x \le 5)\)
- \(y=\sqrt{9-x^2} \:\:\:\:(-3 \le x \le 3)\)
※ \(\sqrt{\:}\)はルートと読み,平方根を表します。詳しくは,後に数学クラブで取り上げますが,ルートボタンの付いた電卓を使って計算してください。わからない場合は,ヒントをもらうこと。今回は,1つかけたら銅,2つかけたら銀,すべてかけたら金メダルを進呈します。
グラフ用紙のダウンロード 解答